令和7年8月28日
壽崎育英財団奨学生の皆様へ
理事長  米澤 房朝
 

まだまだ残暑厳しいかぎりですが、体調崩されたりしていませんか。
また後期に向けてしっかりそれぞれの課題を見つけ、チャレンジしていって下さい。4月から6月までの近況報告の続きを掲載させていただきます。では、




◯近頃は学業、就職活動、課外授業、アルバイト等、慌ただしいながらも充実した日々を過ごしております。それぞれにやりがいを感じながら、時間の使い方や体調管理の大切さを改めて実感する毎日です。先日の奨学生交流会でもお話させていただきましたが、私事ながら、この度四年連続で学年首席という成績を収めることができました。奨学生として選出いただいたことは、私にとって大きな励みとなり、自分自身をさらに高めたいという思いを強くするきっかけにもなりました。その結果がこのような形で実を結び、大変嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです。五月末には、内定をいただいている会社の懇親会に参加するため、東京を訪れました、当日は、私を含めて約十名の新卒内定者が集まり、顔合わせをする機会となりました。私は営業チームに配属される予定のため、今後案件をすすめる中で彼らと関わる機会も多くなるのではないかと感じています。また、幸運なことに、当日いらした先輩のお一人が、私と同じく宮崎で中高時代を過ごされた方だと知り、思わぬ共通点に心が和らぎました。おかげで、初対面の場で感じていた緊張感もずいぶんとほぐれ、リラックスして懇談に臨むことができました。最後に、八月中旬から下旬にかけて、十日間の期間で韓国にて英語を用いた国際交流プロジェクトに参加する予定です。このプロジェクトは、宮崎大学が県の支援を受けて実施している国際交流企画の一環であり、現地では国立順天大学の皆様にお世話になると伺っています。短期間の派遣ではありますが、現地での体験を通じて多くのことを直接学べる貴重な機会だと考えています。また、宮崎の大学生を代表して参加するという責任を噛みしめ、単なる旅行で終わらせるのではなく、深い学びを得ることを強く意識しています。意見交換や価値観の違いを理解し尊重することを大切にしながら、充実した交流を図りたいです。末筆となりましたが、今年度もご支援いただき、心より感謝申し上げます。これからも皆様のご期待にお応えできるよう、前向きに取り組んでまいります。

就職も内定し、充実した生活を送られているようです。国際交流として韓国に派遣されるとのことで、心構えもしっかりとお持ちで、いろいろなことを吸収してこられることでしょう。卒業まで悔いのないよう学生生活をおくられますようお祈りもうしあげます。ありがとうございました。



◯私は現在、大学でリベラルアーツを学んでいます。リベラルアーツとは、特定の専門分野にとらわれず、幅広い知識や教養を身につけることを目的とした学問であり、批判的思考力や問題解決能力を養うことにも重点が置かれています。英語はもちろん、情報通信技術、美術、心理学、日本語表現など、さまざまな分野の授業を履修しています。私が所属している国際教養学部・比較文化学科では、9割の授業が英語で行われています。英語で学ぶことで、英語より身近なコミュニケーションツールとして活用できるようカリキュラムが構成されており、英語と日本語の両方を使いこなす力を育んでいます。大学入学当初、私はTOEICスコアが390点と、英語初心者に近いレベルでしたが、現在は110点も伸ばし500点を越えてことを目標に、現在は特に英文法の強化に力をいれています。
二つ目は「地産デザイン」私は地元である宮崎県西都市のイベント、グッズを考え、企画制作しています。私の地元は、古墳、はにわ、自然が綺麗なのでそこを前面に押し出していけるように企画を考えています。そして埴輪などの歴史的な物を展示している博物館があるので、博物館のキャラクターやイベントを企画しております。また、この課題でもポスターやツール展開などの資料を一から作っていかなければいけないので難しいです。初めはグッズのデザインのみを考えていたのですが、そこに実際に足を運んでいた私は軽音楽サークルに加え、2年生からダンスサークルにも参加しています。軽音では学内外のイベントに出演し、昨年の文化祭で初めてステージに立った時の観客と一体になれた体験は忘れられません。今は新バンドでも練習を重ねつつ、飲食店のキッチンでアルバイトもしています。料理を迅速かつ美しく提供することをこころがけ、忙しい時は仲間と協力し合い、和やかな職場環境に感謝しながら充実した学生生活を送っています。このような充実した大学生活を送ることができているのは、奨学金の支援のおかげです。私の両親は経済的に余裕があるわけではありませんが、それでも大学進学を応援してくれました。さらに今年の8月から12月まで、ニュージーランドのオタゴ大学へ進学する予定で、家計の負担はますます大きくなります。私自身、持病の頭痛のために長時間のアルバイトが難しく、学費をすべて賄うことはできません。だからこそ、奨学金によって学業に集中できる環境があることに大きな感謝の気持ちを抱いています。今年、採用されたことで、両親も少し気が楽になったと言ってくれました。微力ながらも、負担を減らすことができたのだと感じています。繰り返しになりますが、私は今年8月から4カ月間、ニュージーランドの語学留学する予定です。英語力の向上と異文化理解の深化を目指し、現在は文法を中心に英語の基礎を改めて学び直しているところです。次回のTOEICでは600点以上を目指しており、それを通じて自分の英語力を客観的に確認したいと考えています。留学という貴重な経験を通じて新しい環境に身をおくことで、自分の視野を広げ、新たな可能性をみつけたいと思っています。将来は英語を活かして日本と海外を繋ぐ仕事に就き、日本の魅力を世界に発信し、後世に伝えていけるような大人になりたいと考えています。だくにはインパクトが足りないと思い、その方向で制作を進めております。あと数回で今期の授業は終わってしまうので、休みの日でも気を引き締めて良い物を制作していこうと思います。三つ目は「ZINE」の制作です。私は好きな人をまとめたものを制作しようと思い今制作中です。十ページ以上制作しなければいけないので、他の課題もあるのでうまく計画を立てて制作していきたいと思います。また、印刷も自分で行うので、紙も実際に買ってみて、試しに印刷して試行錯誤しております。同人誌やイラスト本とは違い、アート性のあるものを制作しなければいけないので、ファッション誌などを参考にしようと考えております。二年次のなり、課題に追われていますが、同時に就職活動もしなければいけないので、精神的にも肉体的にも辛い時期が続きますが、頑張りたいと思います。

得意な英語をさらに磨きをかけ、また8月からは短期留学をされるとの報告。しっかりと勉強に対して計画をもって臨まれており、きっとTOEICも良い結果が出ることでしょう。又留学のご報告をお待ちしております。ありがとうございました。



◯大学の過程の中で2年次まで様々な科目を総合的に学んでいましたが、今年度3年生になりついに本格的なゼミ活動が始まりました。私はもともと興味を持っていた英米文学を専攻し、課題や論文の準備、自己学習など日々忙しくも充実した毎日を送っています。母語でない英語の文献を大量に読むのはなかなか骨が折れますが、自分の興味をひたすら追求できることを嬉しく思っています。
私はまだ3年生なので、ゼミの方針はまだ卒業論文についてまだ深く考えずとも良いのですが、将来の目標や大学在学中いっぱいのスケジュールから、私はほかの学生より少し早く卒業論文に取り掛かることにしました。論文のテーマを「ポストモダン文学における女性性と母性の表象」とおおまかに決め、関連する文献の収集と精読を進めています。フェミニズム批判やボディ・ポリティクス批判を軸に、20世紀から現在に至る北米・イギリス文学作品を分析する予定です。これまでの講義やゼミで得た知見を活かしつつ、自分なりの視点を築いていかればと考えています。
最後に6月は、5月と同じように制作と講義とアルバイトをしながら日々を過ごしていました。6月の11日は別府で行われたクロッキー会に参加しました。短大時代の同期が主催したクロッキー会で、陶芸の先生が運営しているカフェ大学卒業後は、さらなる専門的な研究を続けるために、ドイツのゲッティンゲン大学の修士号コースへの進学を目指しています。入学には英語能力を証明する試験であるIELTSが必要であるため、日々の学業とへ並行取り組んでおります。特にアカデミック・ライティング・リーディングの強化に力を入れており、自分の英語力が少しずつ伸びていくのを実感しています。修士号後の進路についてはまだ具体的に決めていませんが、続けて博士号を取り大学教員として働き、次世代に学びを繋げていくことも視野に入れています。で行われました。会には高校生からおじいさんまで参加していて、会の最後にあった交流タイムで様々な世代の方々とお話をすることができました。クロッキー自体久しぶりに行ったので、交流を通じて学びを得ることができました。会に参加された方の一人に割りばしと墨で描かれている方がいらっしゃってそのスタイルに惹かれたので、7月のクロッキー会には私も同じスタイルで描いてみようと思います。また制作の面では“乾漆”に新しく挑戦してみようとしているところです。乾漆は奈良時代に唐から伝来した漆工技術で、長い歴史のある技法です。少し材料費はかかりますが、時間のとれる学生時代に勉強をしていた方が良いと考え、挑戦を決意しました。これから夏になるにつれて気温も上がりますが、体調に気を付けて研究を頑張っていこうと思います。
また、去年始めた小学生対象のイングリッシュスクールでのアルバイトも継続しています。子どもたちに英語を教える中で、語学習得の楽しさや、他者と関わることの大切さを日々改めて学んでいます。ひとりひとり個性を持った子どもたちと接することで、教育という行為の多層性や、伝える力の奥深さについて考える機会にも恵まれました。この経験は、将来的に教育や国際的な文化交流の分野に進む際の貴重な土台となると感じています。
日々多忙ではありますが、貴財団からのご支援を励みに、学びのひとつひとつを大切にしながら前進しています。今後も好奇心や探究心を大切に、日本社会、国際社会に貢献できる人材へと成長していけるよう努力を重ねていく所存です。奨学金のおかげで、学業に専念することができ、多くの貴重な経験を積むことができました。今後も努力を続け、目標達成に向けて邁進してまいります。


この方数年先に思いを馳せ、進むべき道をしっかりと考えておられます。目標が明確であるからこそ今何をすべきかが、きちんと分かりその目標に向かって前進できていらっしゃるようです。すごく将来の楽しみな方です。次回の報告も楽しみにしております。ありがとうございました。



◯私は現在、4年間の学びの集大成となる卒業研究に全力で取り組んでおります。私の研究テーマは高気圧酸素治療(Hyperbaric Oxygen Therapy:HBOT)の効果に関する細胞レベルでの評価です。高気圧酸素治療は、大気圧よりも高い圧力環境下で高濃度の酸素を吸入させることで、病態の改善を図る治療法です。日本では、突発性難聴やガス壊疸、減圧法、脳梗塞など、様々な疾患に対して保健適用されたおり、その治療効果は広く認知されています。しかし、その効果がどのようなメカニズムで細胞に作用し、治癒を促進するのかについては未だ解明されていない部分が多く残されています。私の研究では、この治療法がもたらす生体への影響を、培養細胞を用いて分子生物学的な観点から解明することを目的としています。具体的には培養細胞に刺激剤となる物質を添加し、吸光度やフローサイトメーターと呼ばれる計測装置で細胞から放出される特定の物質を検出することで、治療効果の根源的なメカニズムに迫ろうと試みております。
今後は国家試験の勉強や卒業研究が中心となってまいります。また研究室に配属されてから約半年、慣れない手技や膨大な先行研究の読解に悪戦苦闘する毎日でしたが、指導教員の先生や研究室の仲間の助けを借りながら、少しずつ研究を進めてまいりました。現在は、今月中旬に控えた中間発表に向けて、データの整理と解析に追われる日々を送っております。深夜まで大学に残り、顕微鏡をのぞき込みながら細胞の変化を観察したり、実験結果のグラフとにらめっこしたりと、体力的に厳しいと感じることも少なくありません。しかし、これまで誰も見出したことのない現象を発見できた瞬間の高揚感や、仮説がデータによって裏付けられた時の達成感は、何ものにも代えがたい喜びです。この研究を通して、物事を多角的かつ論理的に考察する力、そして粘り強く課題に取り組む姿勢が養われていることを実感しております。9月には養護教諭一種免許取得のための最後の実習も控えており、現在はその準備として保健指導や保健だよりの作成に取り組んでいる段階です。忙しい日々が続きますが、一つ一つを丁寧に取り組んでまいります。
さらに、この研究の一環として、7月末に福岡県で開催される九州高気圧環境医学会で、これまでの成果を発表させていただく機会を賜りました。九州内の医療従事者や研究者が集う学会での発表は、私にとって初めての経験であり、大きな挑戦となります。自分の研究の価値を専門家の方々に問い、ご意見をいただくことは、今後の研究の方向性を定める上で非常に貴重な経験になると確信しております。また、他の研究発表を聴講し、最新の知見に触れることで、自身の視野を広げたいと考えております。この学会発表は、4年間の学業の成果を発表する絶好の機会です。残された時間、一分一秒も無駄にすることなく準備に励み、後悔のないよう全力で臨む所存です。
学業面におきましては、卒業研究と並行して、来春に控えた臨床工学士国家試験に向けた勉強にも力を入れております。本学では定期的に学内試験が実施されており、自身の学習到達度を客観的に測る貴重な機会となっています。勉強を始めた当社は、膨大な試験範囲を前に途方に暮れることもありましたが、毎日必ず過去問題に取り組むという小さな目標を立て、こつこつと学習を積み重ねてまいりました。努力が実を結び、最近の試験では、合格ラインの目安とされる正答率6割以上を安定して得られるようになってきました。特に苦手としていた医用電気電子工学の分野で点数が伸びた際には、日々の学習の成果に満足することなく、臨床現場で真に役立つ知識と技術を習得するため、今後も向上心を持ち続け、日々の学習を怠らぬよう精進してまいります。
就職活動に関しましては、現在、複数の病院の情報を取集し、施設見学を行っている段階です。私は、生まれ育った九州の医療に貢献したいという強い思いがあり、熊本県内の総合病院を中心に就職先を探しております。先日、ある総合病院を見学させていただいた際には、多岐にわたる医療機器の保守・管理はもちろんのこと、手術室や集中治療室、心臓カテーテル室など、様々な場所でチーム医療の一員として活躍されている臨床工学技士の方々の姿を拝見し。その専門性の高さと責任の重さに改めて感銘をうけました。生命維持装置を扱う臨床工学技士の判断の一つひとつが、直接患者様の生命に繋がるという緊張感の中で、冷静かつ的確に業務を遂行する先輩方の姿は、私の目指すべき理想像そのものでした。私は、まず急性期医療を担う総合病院で、多様な症例と最新の医療機器に触れながら、臨床工学技士としての基礎を徹底的に学びたいと考えております。そこで培った知識、技術、そして何よりも患者様に寄り添う心を、将来的には地元地域に還元できるような人材になることが私の目標です。地域医療の現場では、限られたリソースの中で、よし幅広い知識と応用力が求められると伺っております。総合病院での経験を糧に、いずれは地元の医療を支え、地域住民の皆様が安心して暮らせる社会の実現に貢献できるよう、長い視野を持ってキャリアを形成していきたいと考えております。
現代の医療技術は日進月歩であり、AIやIOTの導入など、その進歩は留まることを知りません。このような急速な技術革新の波は、私たち臨床工学技士の働き方にも大きな変化をもたらしていくと確信しております。これまで通りの知識や技術だけでは、すぐに時代の変化に取り残されてしまうでしょう。だからこそ、臨床に出てからも常にアンテナを高く張り、国内外の学会や研修会に積極的に参加することで最新の情報を吸収し、自己研鑽を続けていく必要があると考えております。そして、ただ新しい技術を追い求めるだけでなく、それが患者様にとって本当に有益なものであるのかを的確に判断できる倫理観と、医療人としての主体性を持ち、常に自分自身の在り方を模索し続けていきたいです。貴財団から賜りましたご支援は、そのような未来への投資であると深く心に刻み、そのご期待に応えられるよう、これからも一層努力を重ねてまいる所存です。

近況報告ひとつに対して真摯に向き合っていただいているのが良く伝わり、とても丁寧にご報告いただいております。何事にもこのような向き合い方をされているお方だと思います。現状、そして未来、ご自身の考えをしっかりとご報告いただいております。ご自身の明確なビジョンがおありになり、頼もしいかぎりです。地域医療へきっと貢献してくださると確信できます。ありがとうございました。



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