令和5年4月13日
壽崎育英財団奨学生の皆様へ
 

4月、桜の時期も過ぎ新年度を迎え皆様いかがお過ごしでしょうか。3月で卒業を迎えられた方ご卒業おめでとうございます。大学生活での経験を糧に新たな場所で頑張ってください。成功お祈りしております。進級される方はまた更に次のステップへと活躍の場が広がっていくと思います。
では、奨学生からの報告が届いていますので、ご紹介させていただきます。

◯拝啓
やわらかな春の日差しがうれしい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。三月の本年度最後の報告をさせていただきます。
先月は卒業論文の執筆に追われている、というお話をさせていただきましたが、今ではもう引っ越しの支度をほとんど終えて本日大学を卒業いたしました。本当にこの1ヶ月はあっという間のてんやわんやで、毎日何か予定がある状態でした。忙しいのは得意ではない私にとってはなかなかの試練でしたが、そんな日々の中で昔から、あるいは大学でできた友人とたくさん会うことができてとても嬉しかったです。私は福岡から宮崎に越してきた身ですが、来月からは更に遠い富山で働きます。自分で選んだ道とはいえ、九州の友人や家族など、大好きな人たちに気楽に会えなくなるのがかなり寂しいです。お別れの時が近づいてからやっと仲が深まった友人がいたり、今になってやっと愛されていたことに気づいたり、と正直もっとたくさん上手にできたかもしれない・・・と後悔も残ったりしましたが、この教訓を胸に、これから先少しでもやり残したことがないよう精一杯生きていこうと決意するきっかけにもなりました。このような濃い大学生活を過ごすことができ、また無事に卒業することができたのは、貴財団の奨学金制度の存在があったからであると深く思います。本当に長い間支援していただき本当にありがとうございました。選んでいただいたことに見合う立派な大人になれたかは分かりませんが、本当にたくさんの成長ができた大学生活でありました。来月からは元気に明るく真面目に社会人を全力でがんばります。末筆ながら幸多く末永いご繁栄をお祈り申し上げます。
敬具

ご卒業おめでとうございます。4月から富山での社会人生活、慣れない土地で大変でしょうが大学で学んだことを糧にご活躍お祈りしております。では、次の方の報告です。


◯初春の折、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。まずは1年間の奨学金のご支援に改めてお礼を申し上げます。7月からいただいた奨学金は就職活動に際し、発生した交通費や、運転免許の取得費用などに併用させていただきました。壽崎育英財団のみなさまには心から感謝しております。本当にありがとうございました。では、最後の近況報告をさせていただきます。3月の8日に無事卒業式を終え、2年間の短期大学生としての生活が終了いたしました。慣れない土地での1人暮らしがスタートし、忙しいながらも充実した学生生活でした。小学生の頃からの夢であった葬祭場での花祭壇を製作する仕事に4月からは務めます。葬祭場スタッフとして働いていた亡くなった父をきっかけに葬儀に関する仕事に興味をもっていましたが、短期大学入学当初は、まさか自分が葬儀に関わるような仕事に就くとは思ってもみませんでした。もともと幼少期から大好きだった花に関する専門知識を深めるために入学を決めた短期大学でした。そこで、フラワーアレンジメントなどに興味を持ちました。祭壇作りだけでなく、葬儀の進行など、普通のセレモニースタッフとしてご遺族のみなさまと深く関わりを持つことで、仕事人間で、自分の仕事に誇りを持って働いていた父の気持ちを知ることができれば、と考えております。最後になりますが、社会人としての自覚をしっかりと持ち、これから精一杯頑張ろうと思います。2年間本当にお世話になりました。

ご卒業おめでとうございます。希望のお仕事に関われて、これから新たな一歩を踏み出しますが、社会人としてのビジョンが明確ですので、きっと素晴らしいお仕事をされると思います。成功お祈りしております。


◯拝啓
うららかな春の日ざしに、揚げひばりの声も聞かれるころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、先日大学の卒業式を無事に終えることができました。光栄なことに、卒業生総代として答辞を読むこととなり、その責任の重さに非常に緊張しました。卒業式を経て、4年間の大学生活を総括すると、「全力で学び通した学生生活」であったと考えます。学びに貪欲になれたことは、常に私に新たな気づきや問いを与えてくれる友人や恩師に恵まれたことがきっかけでした。学問を通して得た知識を日常生活で生じる疑問と結びつける面白さ、そして、日常生活で生じる疑念や気づきを学問と関連させ、自分なりの答えをもつ大切さなど、大学生活における学びを挙げると数えきれないほどです。これらの学びは周りに人々の支えがあってこそ実現できたと深く心に刻んでいます。最終に、一年間ご支援していただき、本当にありがとうございました。壽崎育英財団の奨学生として学問に精進できたことは、本当に貴重であり大きく成長することができました。今後も感謝の気持ちをわすれずに新たな道へ進んでいきたいと思います。
敬具

ご卒業おめでとうございます。「全力で学び通した学生生活」との4年間の総括。その4年間の学びがこれから先の道を明るく照らしてくれると思います。どうぞ、次の場所でも学びの姿勢をこれからも大切にお過ごしください。


◯拝啓
春光天地に満ちる季節となり、より一層ご清祥のことと存じます。春休みが始まって一カ月が経ちバタバタしていた一月と比べて自分の時間が増えたので、疲れた体をしっかりリフレッシュさせることができました。残り一カ月ないので、新学期に向けて準備していこうと思います。
先日、他の大学に進学した友人も二月になって春休みに入ったため、時間を合わせてそれぞれの大学生活の話をしました。私は六年制の学部に進学しており残り四年大学に通うのですが、友人は大学生活の半分を終え、次年度から本格的に実習が始まって進路について少しずつ考えて行動し始めていると話していました。同様に、アルバイト先の同僚も実習が少しずつ増えており、様々な話を聞きます。頑張っている友人や同僚を見ると、自分も頑張ろうというモチベーションに繋がっています。また、私の周りは医療系大学に進学している人が多いので、様々な職種の話を聞いて医療現場での役割や関り方、将来自身がどのように活躍していきたいか考えるようになりました。日々考えていることを覚えておき、自身が実習の時や現場で働くときに思い返して活かしたいと思います。
この一年間、奨学金のご支援をいただき、ありがとうございます。支援していただいたおかげで、無事一年間大学で学ぶことができました。また月に一度手紙を書くことで自身の生活を振り返る習慣が身についたり、季節に合った挨拶を調べて美しい日本語に触れたりすることができました。次年度から実習が始まるので、学んだことを活かして大学生活を送っていこうと思います。本当にありがとうございました。
早春の息吹を感じる昨今、どうぞお健やかにお過ごしください。
敬具

春休みになり体をリフレッシュさせることにより、また新年度気持ちも新たに大学生活に臨むことができ、有意義な時間で良かったです。まだ残り4年間の大学生活がありますので、いろいろな経験や学びができると思います。また、近況報告を月に一度することにより自身を振り返ることができお役に立てているようで幸いです。今手軽にメールなどでやり取りできますが、手書きで文章を書くということも貴重な体験だと思います。また楽しい近況報告お待ちしております。
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