令和5年3月20日
壽崎育英財団奨学生の皆様へ
 

日ごとに季節が段々と春めいてきていますが、いかがお過ごしでしょうか。
卒業や進級、出会いや別れの季節です。今月で22年度の奨学生の報告はひとまず終わりになります。また6月から新たな奨学生をお迎えし、報告も行っていきます。
まだまだ朝、夕肌寒さが残っていますので、体調にはくれぐれも気をつけて日々過ごされてください。早速ですが、奨学生の皆様よりいただきました、お手紙を紹介いたします。
では、3名の方の報告をさせていただきます。

◯今月は、侍ジャパンのキャンプが宮崎で開催されるという事で、サンマリンスタジアムで開催されるキャンプに初めて行くことができました。キャンプでは村上様ことヤクルトの村上宗隆選手やメジャーリーガーで、サンディエゴパドレスに所属しているダルビッシュ有選手をはじめ日本を代表するトップ選手が投球練習や、打撃練習に励んでいました。打撃練習では、バットにボールが当たる音が会場中に響く位大きな音を立てていました。木製バットであれだけの音が出ることに驚きました。今回キャンプに参加したことで、3月9日から始まるWBCがとても楽しみになりました。最後には、選手のサインが入ったボールを観客席に投げ入れるというサプライズがありました。奇跡的にボールを取ることができとても嬉しかったです。
今月は、宮崎県田野町、西導寺で開催される藤原さくらさんの弾き語りライブに参加しました。お寺でのライブは初めてでしたが、お寺の雰囲気と、藤原さくらさんの歌声がとてもマッチしていて、とても楽しい時間を過ごせました。今月もたくさんの経験をすることができたのは壽崎育英財団の援助があってのことです。心から感謝申し上げます。来月も、勉強やたくさんの経験をし、学びを広げていきたいと思っています。

宮崎でのWBCの代表キャンプとても盛り上がっていました。県内外からのキャンプ参加もとても多かったようです。直に一流選手のプレーを目の当たりにすることができる良い経験ができ、ボールまでキャッチできるなんて凄いです。経験は財産になりますから、若い時から色んなことにチャレンジすることは大事だと思います。ありがとうございました。


◯拝啓
雪から雨へと変わり、雪や氷の解けだす頃となりました。
二月の奨学金を受領いたしましたことをご報告させていただきます。ありがとうございました。
二月のご報告をさせていただきます。今月は私の在籍している平成音楽大学声楽コースの一大イベント、ボーカルコンサートが開催されました。先輩方にとって最後のステージとなるコンサートを笑顔で成功させることができるように、自分らなりに精一杯努力して参りました。しかし、本番当日になると緊張と不安でいっぱいになり、周りをしっかり見て行動することができませんでした。逆に、先輩方に支えられてばかりで、もっと先輩のためにできることがあったと思い、反省しました。情けない後輩ではありましたが、先輩方からは「一緒に歌えて楽しかった」と言っていただき本当に嬉しかったです。来年は四年生として、全体を見て判断、行動ができるような余裕を持ち、ステージに立ったみんなが楽しく、思い出の一つとして残るステージにしたいです。周りの方の助けがあるからこそ、先輩方との思い出に残る大切な時間を過ごすことができました。コンサートが終わったあと、ご来場いただいたお客様に、感謝の気持ちを伝えることができ、本当に嬉しかったです。壽崎育英財団様のおかげで、普段では味わえない貴重な経験をさせていただいております。本当にありがとうございます。三寒四温の時節柄、どうぞご自愛ください。
敬具

先輩を送るために準備をなされて、コンサートを開催。しかし振り返ってみると、あれもこれもと反省点がでてきて、悔しい思いをされていますが、先輩方も「楽しかった」とのお言葉をかけておられるので、きっと気持ちは伝わっていると思います。失敗を経験されることで、必ず学びに繋がります。恐れずにこれからもチャレンジしていって下さい。


◯拝啓 余寒の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。1月30日から2月3日まで行われた、後期単位認定試験も無事に終わりました。計画的に試験勉強やレポートを進め、自分の力を十分に発揮することができました。春休みが始まりましたが、結果が分かるまでは、あまり安心できず、ドキドキしていました。そして2月10日に結果が分かりました。私は後期も全ての単位を取得することができ、全ての科目で「優」以上をいただくとこができました。GPAの目標を4.00以上と掲げていたのですが、3.61となってしまい、目標を達成することができませんでした。有言実行ができなかったので、悔しいですが、この悔しさをバネに2年生ではより高いGPAを目指して頑張ります。
私が今回、一番勉強した科目は「算数概論」という科目です。私は小学校の免許を取得するコースに在籍しているので必修科目でした。私は小学生の時、あまり算数が得意ではなく、好きな科目ではありませんでした。五年生で学習する立体図形の単位が全く分からなくて躓いてしまった経験があるからです。しかし、今回に試験を機に、算数を克服しようと頑張りました。私自身が苦手意識を持ったまま教壇に立ってしまうと、それが児童にまで伝わってしまいます。反対に、私が算数のおもしろさや、楽しさを教えることができれば、児童は算数を好きになってくれるはずです。私は、絶対後者になりたいので、努力しました。試験問題は、小学一年生から六年生までの算数の問題なのですが、単位換算やひねりのある文章問題など、難易度の高いものが出題されます。私は、小学生の算数ドリルや授業の中で配布されたプリントの問題を何度も解きました。三冊ほどはしたと思います。試験当日の問題では、三問ほど解けなかったですが、手応えは十分にありました。結果は「秀」をいただくことができ、算数を克服することができたと思います。とても嬉しかったです。春休みは、二カ月間と長いので、有意義に過ごします。二年生になってからの、第一回目の英検を受験しようと思っているので、英検の勉強を頑張ります。旅行にも行きたいですし、そのためにアルバイトも頑張ります。これからとても楽しみです。
敬具

後期試験立てていた目標に届かず、悔しい思いをなさったようです。でも悔しさをバネにして2年生では頑張る、とおっしゃっておられます。また苦手科目の克服にも望まれていたようで、素晴らしい行動です。大学生活勉強に遊びにと、メリハリをつけてお過ごしください。また次年度も良い報告をお待ちしています。ありがとうございました。


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