令和3年4月16日
公益財団法人 壽崎育英財団の奨学生の皆様へ
理事長   寿崎 肇
 

満開の桜の美しさ。私は日本全国の桜の名所を見させて頂き楽しませて頂いております。テレビのお陰です。ありがとうございますと申し上げます。奨学生の皆様から頂く近況報告のお手紙は新しい人生の出発進行がいっぱいです。そしてお手紙の最後は世の為、人の為に頑張りますと。公益財団法人壽崎育英財団の役員の方々、皆さま光栄に思い誇りに思っております。150名の奨学生の皆様に役員の方々に代わり心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

最初の方は自分のマイナスの思考を変えるため。いつも書く日記とは別に「褒め日記」を書き始めました。私も勉強になりました。では、

○3月になり今年度も終わりが近づいてきました。コロナもありとても大変でうまくいかないことばかりの1年でした。大学も前期は週6日で授業があり体力的にも精神的にもきつかったです。後期もゼミと心理実習があり忙しく大変でした。しかしうまくいかない中でもこの1年を乗り切ったことは自信になりました。また大変なことばかりでしたが、その中でも成長を感じられる瞬間がいくつもありました。私がこの1年で最も変わったことはポジティブ思考になったことです。コロナ禍で制限のある生活をしていると、出来なくなったこと、不便になったことばかりを考えるようになります。私もマイナスなことばかり考えてしまうようになってしまいました。そこでいつも書いていた日記とは別に自分が頑張ったこと、1日の中で良かった出来事を書く「褒め日記」というものを始めました。すると少しずつ生活に変化が現れました。褒め日記を書く前は「あれもできなかった。これもできなかった」が口癖でしたが、それが「今日はあれができなかったけど、これはできた」に変わりました。不便な生活の中でもできたことに目が向くようになったのです。できたことに着目すると「自分は今日これだけ頑張った」と自信もつきました。このことから視点を変えて物事を見ることが大切なことだと気付くことができました。ポジティブになることで何気ない1日の中にたくさんの気付きがあることを学びました。散歩をしていても子供の笑顔や季節の変化、かわいい動物など、小さな楽しみを見つけながらできるようになりました。今年の初めは苦しく大変な年だと感じていましたが、今は自分を成長させるいい時間だったと思っています。来年度も大変なことはあると思いますが、その度に試行錯誤して自分のペースで進んでいきたいと思います。

とおっしゃっておられます。
凄い方です。人生100年まで思った通りの成功を続ける方です。マイナスをプラスになさるお考えの方。私も真似をします。今コロナ禍の時、このお考えを頂き失敗は成功の基(当て字です)日本経済もみちがえることになるのでしょう。ありがとうございました。


次の方は大学生活の折り返し地点3年生。アルバイトは結婚式場で照明から音響・責任の重い仕事へ。経験を武器に。では、

○段々と暖かい日が増え始めました。上着を着ているとうっすら汗がにじむ日もあるくらいです。昨年の春は緊急事態宣言が出ていて外出を控えていたため、今年の春は一層待ち遠しかった気がします。さて私はあと2週間ほどで大学3年生になります。大学生活の折り返し地点です。一方で中学時代から仲のいい友人は4月から社会人として働き始めます。最近もよく連絡を取っているのですが、コロナ禍で大変な就活を乗り越え年明けから研修に行っているそうです。友人から話を聞いて、私は「就活」に対して漠然とした不安を感じるようになりました。友人に加えて妹たちも将来に関する節目を迎えており、家族の間で将来にことについて話す機会が多くなったことも不安に要因の1つかもしれません。次女は5年一貫の看護学校に通っており、4月から最高学年、来月の3月からは関西の病院で働くことが決っています。三女は中学3年生で栄養士になるために目指していた高校に4月から通うことになりました。周りの人が目指していた夢に近づいている中、これから就活を始める私は、このままで本当に良いのか、他に興味がある職業はないのか、そもそもちゃんと就職できるのか、と日々少しずつ不安が大きくなっている気がしてしまいます。私はアルバイトを2つ掛け持ちしています。身近で大人(社会人)が働いているのを見ていると「責任」という言葉の重さに将来の自分に対して心配になることもあります。私は結婚式場で照明のアルバイトをしているのですが、最近より責任の重い音響の仕事を任せてもらえるようになりました。研修中の身なので、プロの大人の方が横について指導してくださいます。人生で1度きりの結婚式、ミスで台無しにすることは許されません。しかし、その緊張感に負けてミスしてしまうことがあります。横につく大人の方がフォローしてくださるので大事には至らないのですが、失敗してしまったという罪悪感や責任を背負えないもどかしさ、申し訳なさで押し潰されそうになります。しかし辛い、しんどいと思って辞めてしまえば、そこまで。この経験はきっと就活や社会人として働いたときに役に立つ自分の武器になってくれるだろうと思い頑張っていきます。このように考えるようになってから、むしろこんな経験のできる機会も少ないだろうとアルバイトとして働けることに有難みを感じられるようになりました。不安がすべて消え去ったわけではありませんが大学生の間でたくさんの経験を積み重ねて、これから迎える就活で戦える自分の武器を増やしていけたらと思います。

とおっしゃっておられます。
結婚式場でのアルバイト、人生で1度きりの結婚式思い責任の仕事のミス。失敗の罪悪感。辛い、しんどい経験は就活として社会人としてプラス。こんな経験が出来るアルバイトとして働ける有難みに感謝の、失敗のお話です。ありがとうございました。


次の方大学受験失敗、短大入学、短大卒業後大学編入。後3年間で大学卒業。なぜ。小学校教諭が夢。その夢を叶えた報告です。では、

○4年間奨学金のご支援誠にありがとうございました。今まで頂いた奨学金は授業料や修学費、実習費として大切に使わせて頂きました。寿崎様をはじめとする寿崎育英財団の方々には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。私事ながら最後の近況報告をさせて頂きます。先日大学の方で卒業予定者の発表があり、無事に今年の3月で卒業することが決定致しました。思い返すと短期大学2年間と、4年生大学に編入をしてから3年間はあっという間でした。大学受験に失敗し自分の夢であった小学校教諭の免許を取得することができない短期大学にやむを得ず進学し、そこで2年間必死に勉強したこと、そこで家庭科という素敵な学問に出会えたこと。大学編入後も積極的に学内外を問わず実習やボランティアに参加することで様々な人々との出会いがあったこと5年間で得た経験は私の人生の中でかけがえのないものになりました。こうして無事に大学を卒業し小学校教諭になるという夢を叶えることができたのも、私をそばで1人支えてくれた母をはじめ妹や友人、大学の先生方、寿崎育英財団の皆様方等、多くの人々の支えのお陰だと思っております。4月から私は小学校の先生になります。今度は私が誰かの支えになれるように、児童1人ひとりの可能性を最大限に引き出し自分自身も児童を学び続けていくような教師を目指してこれから精一杯頑張ります。そしてこれからも自分らしく力強く生きていきたいと思います。

とおっしゃっておられます。
初志貫徹の方のお話でした。1つ1つ読ませて頂きながら目頭が熱くなりました。何をなさっても大成功なさる方です。お読み頂いた奨学生の方々。何かを得たことと思います。ありがとうございました。


次の方も中学校の先生になる方です。茶道の勉強をなさったことは中学生の躾は喜ばれます。アルバイトも幅広い勉強の方でした。では、

○3月も奨学金のご支援を頂き誠にありがとうございます。私は今年度の採用と合わせて3回も寿崎育英財団の奨学生に採用して頂きました。3月24日に卒業を控えており、この手紙が最後となります。それでは3月の近況報告をします。先述のとおり卒業するにあたり、これまでお世話になった方々と卒業後について報告に伺うことが多い1カ月でした。まずは大学で所属していた茶道部で卒業茶会を開催して頂きました。後輩がお茶を点ててくれて、茶道部の先生からお祝いの言葉を頂きました。茶道部は皆仲が良く、真面目な後輩ばかりで、きれいにお茶を点てる部員ばかりです、私は部長を務めていて、多くの部員から感謝の言葉をもらいましたが私は部員達に自分が支えられていたのだと思っています。次のアルバイト先にご挨拶にいきました。私は去年までは百貨店のアパレルでアルバイトをしていて、今月まではお菓子屋のアルバイトをしていました。アパレルの店長は本当に良くしてくださって、私の就職先を親のように喜んでくださいました。職場でスーツを着るため最後に自分の勤めていたアルバイト先でスーツを購入しました。購入したスーツを着て仕事を頑張ろうと思います。お菓子屋のアルバイトは入学当初からしていたので、たくさんの思い出があります。ご迷惑をかけてしまったことが何度もあった私ですが、卒業までの長い間アルバイトをすることができたのは、とてもいい社員さんに恵まれていたからだと思っています。私がいなくなって寂しいと言ってくれる上司ばかりで私は感謝しかありません。アルバイトで学んだことは多くあり、それは4月からの仕事で生かしていきます。4月から中学校の英語教諭になり赴任校も決まりました。学級担任や部活動の顧問を担当するかと思います。自分がこれまで目指してきたものが、いよいよ始まると思うと不安ですが、これから新しく出逢う人々が楽しみでもあります。寿崎育英財団の皆様には3年間大変お世話になりました。奨学金のご支援があったおかげで私は安心して勉学ができ、様々な経験をし、教師になるという夢を実現することができました。本当にありがとうございました。これからは社会人として自覚を持ち卒業後も謙虚に学び続けます。

とおっしゃっておられます。
素晴らしい中学の先生が生まれました。そして英語の先生です。茶の湯の先生。接客のアルバイトで生徒の1人1人の気持ちを理解出来る勉強をなさった先生です。このお手紙を書き写しながら受持ちの生徒の将来、そして家族の歓びひとしおでしょう。ありがとうございました。


次の方は“思考を止める時間を減らす”との目標の方。人類の持てる時間は1日24時間。私はなかなか出来ずに困っています。では、

○3月の近況報告に加えて今年の振り返りをお伝えします。試験も終わり春休みに入りました。余暇の時間の使い方を見直そうと考え“思考を止める時間を減らす”という目標を立てました。アルバイト先と家の往復になってしまいがちな長期休暇ですので、間の過ごし方を改め、読書、映画鑑賞、資格の勉強のいずれかを欠かさないようにしようという目標です。一見ゆとりのある過ごし方ですが、私の研究対象が文学や映画なので、とにかく、見る作品数を増やして受容研究の足しにしようと思っています。又資格は一時期コロナウィルスの影響で試験が中止になっていたファイナンシャルプランナー2級の試験が5月から再開するので、それに向けた勉強を詰めようと思います。それぞれにまとまった時間が必要なことや隙間時間で可能なことであり、モチベーション、疲労の仕方の異なる時間の使い方でもあるため、息抜きもなるべく有意義になるのではないかと考えています。今年1年は研究手法が少し身についてきたことで、今までに比べて格段と「自分の好きなことを専門にする」という楽しさが増しているように感じ、勉強に集中する喜びを得た1年でした。研究室の充実した学習空間を十分自分のものとして利用し、プラスに活用できたことも嬉しく思います。アルバイトはしながらもしっかりと学習時間を確保してこられたのは1年間の奨学金のお陰です。本当に感謝しています。来年度も好きな研究に楽しく没頭していきたいと思います。1年間ありがとうございました。

とおっしゃっておられます。
映画鑑賞が一見ゆとりある研究で、と思いましたが文学の研究は当然。自分に与えられたムダを減らす。思考を止めるとは無駄な考え(私によくある空白な時間はムダです)自分の仕事以外は考えない極めて合理的です。ありがとうございました。


次の方も最後の近況報告です。年2回の奨学生指導会が出来なくお許しください。セミナーの参加勉強は素晴らしいお話です。では、

○今回のお手紙で先生へは最後の近況報告となります。まず初めに2年間寿崎育英財団の奨学生とし勉強会では先生や役員の方々から毎回ためになるお言葉や考え方を伝授していただきました。私はあと2年間学校に通うので、社会に出て今までお世話になった方々へ恩返しをすることはできませんが来月より一緒に学ぶ方達へ教えの共有をし、私自身毎月10日は自省しようと思っています。では最後の近況報告をさせていただきます。今月はいろんな方のお話や意見を聞きたいと思い国際女性デーの3月8日にアメリカ領事館と女性政治参画について考えるセミナーやコロナ禍のメンタルヘルスで知っておきたい心の持ち方という市民講演会を聴きに行ってきました。大学で学んできたけれど、アウトプットし実践にまで至らないことが多々あります。優柔不断な性格と人の目や気持ちを察し過ぎ行動へ移せないのです。そしていつも一気に全て終わらせようと大きな目標を設定してしまいます。ですが余裕のある計画と小さな目標を立て、1つずつこなしていくと先日のセミナーで決めました。人そして自分は忘れ易い動物であることを肝に銘じて自省していこうと考えています。私の目標は寿崎先生のような大人になる事です。どっしりと自信に満ち溢れた大人になります。2年間本当にお世話になりました。

とおっしゃっておられます。
ご自身の性格を優柔不断な、とおっしゃっておられますが慎重な方で失敗の少ない方と。人の目や気持ちを察する。何かのお仕事でも相手から喜ばれます。私の経験では小売業に携わりますと大成功。疑いなしの方です。ありがとうございました。


次の方は奨学生指導会の年2回の食事会と場所が宮崎観光ホテルだからか。お話は先生方も。60人程の奨学生の方々からのお話がヒントに。では、

○桜が咲き始め春の訪れを感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。3月の近況報告です。私ごとではございますが3月10日に4年間通った宮崎国際大学を卒業し幼稚園教諭の免許と保育士の免許を取得することができました。無事卒業することができたのは寿崎先生のおかげでもあります。3年間ありがとうございました。奨学金を頂くことができるだけでありがたいのに年に2回普通に生活していると経験することのできない食事会にも参加させていただき自分の人間力の向上にもつながりました。またその年に2回に食事会で他の奨学生の近況報告を聞き、自分のモチベーションにもつながる素晴らしい時間で有意義な時間を過ごすことができました。順番が前後しますが、3月1日からはアルバイトとして就職先の子ども園で働かせていただいています。私は昔から「人に聞く」ということが苦手で人から指示されるのを待っている状態、いわゆる「指示待ち症候群」になっていました。しかし父から社会人になってからは、それではダメだと言われてから、分からないことがあったら進んで先生に聞くように努力しました。するとある先生から「分からないことがあったら聞いてくれるから何を教えればいいかが分かる」と褒められました。4月かたは年長クラスの担任として先輩の先生とがんばります。今まで3年間本当にありがとうございました。これからもお体に気をつけてお過ごしください。

とおっしゃっておられます。
指示待ち症候群をお父さんから治すように言われ、逆に質問をよくするようになり褒められるまでに。ありがとうございました。


次の方は宮崎県が目指すべき観光立国は如何にあるべきか国の制度を活用し、ニュージーランドに3カ月の研修報告です。では、

○今月もご支援を頂きまして誠にありがとうございます。今月の近況報告は大学卒業ということで4年間の中で最も印象に残っているニュージーランド留学について書かせていただきます。私は「南九州の魅力を県外・海外に発信したい」という目標を持ちインバウンド観光について4年間、研究と調査を続けてきました。国内外の様々な場所を訪問し、多くの方々と交流させてもらう中で宮崎県が目指すべき観光立国は自然の魅力を最大限に活用し、世界中からの観光客の獲得に成功しているニュージーランドであると感じるようになりました。そこで文部科学省の制度を利用し、ニュージーランドで3カ月の調査を実施しました。しかし留学前に想像していた留学生活とは異なっており最初の1カ月は焦りで寝ることができず、身体的にも辛い日々でした。しかしこのままではいけないと危機感を感じ、現地の観光関連企業に電話やメールを送り続けたり、街頭でアンケートを取ったりして6社の企業訪問、55人への街頭アンケート、200人以上との交流を行うことができました。そこで得た知識や経験を元に今までにない新しい体験型観光プランを作成し、宮崎県の企業へ提案させていただきました。入学時にもっていた志を忘れることなく、大学4年間という限られた期間の中で納得のいく活動と調査を実施できたのは自分の頑張りもあると思いますが、何よりも支えてくれて応援してくれた両親や友人、先生方のおかげであると改めて感じました。また貴財団の支援がなければ自分の希望する学外活動ができなかったと思います。卒業後も大学生活で学んだことを活かすことができる業界と職種で仕事をさせていただく予定です。これからは、ここまで関わってくださった方々と地域に恩返しができるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。

とおっしゃっておられます。
宮崎県庁側としても大学生が4年間世界から宮崎県に観光客を誘致する為の研究を続け、世界中から観光客の獲得に成功しておる、自らニュージーランドへ3カ月もかけて研究して来られた大学生。宮崎観光の宝です。ありがとうございました。


次の方は卒業まで10年間子ども会のボランティア活動などをなさって。卒業式で学長奨励賞を受賞され。その外のお話を伺います。では、

○桜が満開の季節となり、心にも花が咲いたように温かな気持ちに包まれる今日この頃、寿崎様をはじめ皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は新社会人となる期待と不安が入り混じる中、新生活の準備をしております。そして今月この手紙も最後となり、あっという間に春休みが終わり、数日後には社会人だという実感が湧いてきています。最後のお手紙心を込めて書きたいと思います。まず最近力を入れていた子ども会活動についてです。コロナ禍で対面での活動ができなくてもオンラインで活動ができるようにZOOMを用いた方法を浸透させることができました。と言いましても大学生、社会人のシニアリーダーに限ったことで、中学、高校生のジュニアリーダーはネット環境等の問題で難しかったです。ですが大学生で実習と定例会が重なり実習中は外出禁止と言われた子がZOOMで行われれている会の様子を中継することで参加できたり、と時間とZOOMを使用できる環境があれば参加を諦めなくていいため今後も使用していきたいと思います。人と人、仲間と仲間が繋がり会える場をコロナ禍に限らず作っていける人のなりたいと今回の活動を通して思いました。次に寿崎育英財団様にご支援いただきました3年間を振り返りたいと思います。思い返せば3年前、勉学にサークル活動、ボランティア活動、アルバイトとやりたいことが、沢山あった中、経済の面でどうしてと余裕がなく色んな挑戦を諦めざるをえなかった所。寿崎育英財団様の募集が目に入り応募したのが始まりでした。そこから3年間、大学生という何でも挑戦できる沢山時間がある時期にご支援頂けることはとても大きかったです。おかげさまで英語の資格や手話を覚えたり療育支援を行えたり、子ども会のボランティアを10年間続けられなど何ものにもかえられない経験や人との繋がりを得ることができました。さらに4年生では公務員保育士試験に集中することができ、コロナ禍でも支えて下さったことに感謝の気持ちで一杯です。最後に今後についてお話したいと思います。私は熊本市の公立保育園に勤務します。4月1日にならなければ勤務先は分かりませんが、勤務先の園で一生懸命頑張りたいと思います。寿崎育英財団様からのご支援のお陰で学べたことを全て活用し、さらに学び続け園に通う子ども達、その保護者のために尽くせるようにしたいです。今最後に今後の抱負を申し上げて締めくくろうと思ったのですが、一つ申し上げたいことがありました。実は私卒業式の日に学長奨励賞の受賞を頂きました。大学4年間の様々な活動が認められた、とても嬉しい賞でした。ですが、これは寿崎育英財団様をはじめ周りの皆さんの応援がなければ頂けなかった賞です。本当に心から感謝しています。ありがとうございました。これからも保育者として成長していく姿をご報告できるよう頑張っていきたいと思いますので、どうか見守って頂けるととても嬉しいです。よろしくお願い致します。寿崎様の力強く温かい握手は一生忘れません。3年間ご支援頂き本当にありがとうございました。最後になりましたが寿崎様そして皆様のご健康とますますのご活躍をお祈り申し上げます。

とおっしゃっておられます。
ご丁重な近況報告でした。最後の握手は年2回の奨学生指導会を熊本日航ホテルで行い最後お帰りの時に私が見送る時のことです。財団がお役に立って大変光栄なこの奨学生の報告でした。育英財団の運営をひそかに誇りに思う1人です。ありがとうございました。


次の方久しぶりに実家に帰り久しぶり(十数年ぶり?)のお雛様を飾り、子どもの頃の思い出です。楽しみを思い出して頂くためには、では、

○やわらかな春の日差しがうれしい季節になりました。桜もぽつりぽつり咲き始め、気分まで暖かくなるようです。そちら様はいかがお過ごしでしょうか。3月の報告をさせていただきます。私は久しぶりに実家に帰りゆっくりすることができました。そしてまた久しぶりに(十数年ぶり?)にお雛様を和室に飾りました。立派なものを買ってもらっていたためサイズも大きく出すのに苦労しましたが、飾って改めて見てみると季節を感じられると同時に小さい頃お人形にさわりたくて仕方なかったなとか、たくさんのおひなさまの前で写真をとったよな、など様々なことを思い出し感慨深く思いました。せわしなく時間が流れていく現代、季節の行事を家ですることも少なくなってはいますが、たまにはこうやって時の流れを改めて節目毎に感じるのも趣があって素敵だなと思いました。また学業のほうは成績が全て出て、目標を達成することができていました。繰り返しにはなりますが、今年度は本当にコロナウィルスに振り回され突然講義がオンラインになり、ろくに外に出られず息抜きも十分できなくて、アルバイトも一時期減ってしまいましたが、こうして今満足いく結果を得られたのは本当に貴財団の奨学金を頂けたことが大きく関わっていたなと強く感じております。またご縁がありましたら、今度はコロナウィルスも弱まり、色々な活動ができるようになり、もっとたのしませられるような文章を書くことができると思います。その節はよろしくお願いいたします。

とおっしゃっておられます。
NO7の紙面が足りないのではないかと思ってこんな型になりましたが、お許しください。お雛様を飾る。今までなかった報告ですので今回載せさせて頂きました。ありがとうございました。




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