平成24年2月24日
(財)寿崎育英財団奨学生への皆様へ
理事長   寿崎 肇

全員の方の近況報告を読まして頂きホームページに掲載させていただくのを全員の近況報告を、と思うぐらいに立派なものばかりです。格別にお話を頂7名の方の分を載せさせて頂きました。

○最初の方の近況報告です。
先日は奨学生指導会で先生方の貴重なお話や美味しいお食事を頂き、とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。私は本田節子先生のお隣に座らせて頂きました。毎回の指導会での本田先生のお話が大好きで今回たくさんお話させて頂けて、とても嬉しかったです。
食事のマナー等についても教えて頂きました。普段なかなか、そういったことを習う機会がない私にとって、とても貴重な時間でした。指導会でも申上げましたが、私は薬剤師国家試験に向けて勉強中です。来週には最後の模試もあり、大変焦っています。まだちゃんと身についていない知識が多すぎてとても不安ばかりですが、ずっと支えて下さった先生、見守ってくれる家族、励ましてくれる友人や大学教授の先生方などのためにも、必ず合格して笑顔で四月の社会人一年生を迎えたいです。頑張ります。

とおっしゃっておられます。本田先生のお話は私のほうが勉強させて頂いております。素晴らしい先生のお隣とは羨ましい限りです。合格をお祈りいたします。ありがとうございます。

○次の方の近況報告です。
先日は奨学生集会にお招きいただきありがとうございました。たくさんの先生方のお話や励ましのお言葉を頂けて、とても良い経験だったと思います。何よりも勉強になりましたことは、同じ奨学生のお話を聞けたことでした。同じ大学生、同世代の方々なのに、考え方や、物のとらえ方、勉学の意欲も、自分と違っていて、驚くことばかりでした。皆さんは自分とちがって、よく将来のことについて、考えているのがわかりましたし、何よりも目標をしっかり持っていて、その目標達成のために努力しているというのが伝わってきました。自分はどうなのだろうか、と思いました。自分は客室乗務員として働きたいという目標はあるのです。しかし他の奨学生の皆さん同様に努力できたのだろうか。と反省しました。同時に皆さん頑張っているのだから、自分も目標達成の為に、もっと努力をしなければいけない!と意気込みました。ある奨学生のお話の中に「ここまで来れたのは、自分の力だけではないたくさんの方々の支援を頂いて、今こうして大学に通えて、好きなことを勉強でき、充実した毎日を送れているのだ、感謝の気持ちを忘れてはいけない」と言う話がありました。頂いた本の中に「感謝」「ありがとう」と言う言葉が何回も出ていました。私は感謝の気持ちを忘れていた。と気付かされました。心のどこかで「当たり前だ」と思っている自分が居ました。感謝の気持ちをもって伝えるということは、大変重要なことだと思いました。そういった点をふまえて、大変勉強になった奨学生集会でした。ありがとうございました。

と結んでおられます。
先日の奨学生指導会と言う奨学生集会が勉強に対する反省、人間としての心のあり方など他の大学の奨学生のお話でお役に立ったと言うお話に私自身こそ反省させられました。感謝申上げます。ありがとうございました。


○次の方の近況報告です。
先日とても嬉しいことがありました。ご報告いたします。以前も申上げましたが、私は昨年度民法を苦手としており、この科目の成績は、どれもひどいものばかりでした。そこで今年度はこの苦手を克服する為に尽力してきたのです。先日この科目の教授から「君はこの1年でとても伸びたね、この成長は、君がこの一年を有意義に過ごすことのできた証だよ」という言葉を頂きました。自分としては日々努力しているつもりでも成長とはなかなか形にして表すことができないもので、今やっていることが、力になっているのか正直なところ不安でいっぱい、と言う状況でした。だからこそ、この言葉は涙が出そうなくらい嬉しいものでした。そして努力の成果が実を結ぶことより、得られる感動を知ることもできました。これから勉強を続けていくうえでも、より努力を重ね、より感動を味わいながら、自分の夢を実現していきたいと思います。

と言っておられます。読まして頂きながら、苦手の民法への1年に亘る努力に対して、教授から「1年でとても伸びたね」この成長は、1年間一生懸命に民法に取組んだ結果教授から賞賛された。この奨学生の方の歓びを考えると私まで目頭が熱くなります。そして教授のこの姿勢こそ人をやる気にさせるお手本だと思いました。経営者もこのようにあるべきだと思いました。ありがとうございました。

○次の方の報告です。
先日は素晴らしい会を催してくださって本当にありがとうございました。毎回この会には良い刺激をもらっており、毎回楽しみに出席して来ました。卒業でもうこの会に参加できないと思うと寂しいです。いよいよ看護し、保健師の国家試験がせまって来ました。とてもとても不安でいっぱいです。しかし、友達と協力し、不安をお互い取り除きながら勉強を頑張っています。友達と一緒に勉強していると、心が落着き、不安は小さくなり大丈夫だと思えます。やっぱり人は1人で生きているわけではないと言うことを日々感じます。助け助けられ支えあってこそ、何か大きなものが得られるような気がします。そう思うと卒業がとてもさびしいです。4年間いつも近くで支えあって来た友と別れるのは、とてもさびしいです。もっともっと学生でたくさん遊びたいと思います。しかし今は勉強が最優先なので遊ぶことはできないんですけど国家試験が終わったら精一杯遊びたいと思います。今しかできないことを全力でしていきたいです。楽しいことも苦しいことも全力でぶつかっていこうと思います。残り僅かですけど、たくさん思い出をつくって、また4月から再スタートできるようにしたいです。

このようにおっしゃっておられます。4年間の大学生活を終わる、同じような思いをなさっておられる方の代表のつもりで掲載させて頂きました。あと僅かの日数です。頑張ってください。

○次の奨学生の方です。
先日は指導会にお招きいただきありがとうございました。美味しい食事はもちろんのこと、諸先生方の貴重な、お話をうかがうことが出来まして、とても充実した時間を過ごせました。感謝しております。特に本田先生の「尊敬できる人と結婚しなさい」というお言葉に再び心打たれました。と共に自分もそうありたいと強く思いました。

と報告なさって下さいました。私も本田先生のお話を伺えるのを楽しみにしております。ありがとうございます。


○2月の近況報告は1月下旬に行われました奨学生指導会の感想が多かったです。
次の方もその時の感想です。
先日はとても素晴らしい会を開いて頂き、本当にありがとうございました。
先日の会の中では、多くの方々に人生のアドバイスを頂き、今の自分がまだまだ成長段階にあること、そして何よりも、常に笑顔を絶やさないことの大切さを改めて実感いたしました。やはり笑顔あってこそ、表情が生まれ、それを表現する為に言葉を選びながら、自分の考えや思いを伝えていけるのではないだろうかと思いました。ある本に「こわい人は笑顔もこわい」「笑顔の素晴らしい人は寝ている顔も親しみやすい」と書いてありました。幼い頃には、ただ嬉しい時にだけでていた笑顔が、成長していくうちに、人の人格までも表現する、本当の自分を映す鏡になっているのだなと思いました。今私は来年の海外研修の費用の為にアルバイトをしています。仕事の内容はホテルの接客中心なので、特に笑顔が重要になってきます。お客様が心から笑顔になれるように、笑顔とサービスは常に必要とされます。疲れてくると、少し笑顔が小さくなってしまいます。だから私はまだまだお客様の気持ちを理解できていないんだな、と思うことが多くあります。本当に悔しいです。一度にいくつものことを、することは出来ないけれど笑顔が根本的な部分であると考え続けながら、最高のサービスを提供出来るように、もっと自分を鍛えていきたいと思います。

とおっしゃっておられます。奨学生の方です。しかもアルバイトです。凄いお方です。この奨学生の方将来人と接する、つまりお客様相手のお仕事をなさるなら、大成功間違いなし。と断言しても良い方だと思いました。私も勉強させて頂きました。ありがとうございました。

今回最後の奨学生の方です。
先日は素晴らしい会にお招きいただきありがとうございました。あの指導会では、たくさんの先生方、また奨学生の皆さんのお話を伺う機会を頂いたことに、深く感謝しております。普段は口にすることが出来ない料理を食べることもでき、本当に楽しい時間をありがとうございました。たくさんの方々のお話を聞いて、これからも、もっと頑張ろうと改めて思いました。指導会の時はまだ就職が決まっていなかったのですが、先日市内の病院から内定を頂くことが出来ました。病院の事務です。内定の電話を頂いたときは、とても嬉しく涙が出ました。すぐに友達や親にも連絡をし「よかったね、おめでとう」と言う言葉をかけてもらいました。こうやって内定を頂くことの出来たのも周りの方々のお陰です。本当にありがとうございました。これから病院の一社員として、仕事に責任を持ち、精一杯の努力を尽くしたいと思います。「あなたが居て良かった」と言う存在になれるよう頑張りたいです。これからも感謝の心を忘れず残りの学生生活を大事に過ごしていきたいと思います。

と結んでおられます。おめでとうございます。このお方のように感謝の心が当たり前のような方は事業所総てと言って良い程多くの事業所が求めております。ありがとうと度々おっしゃる方になって頂く奨学生の皆様であっていただきたいことと、面接の時に人知れず苦労した事が話せるようになって頂きたいものとも思います。もう50年近く昔の話ですが大学卒の方の面接の時「あなたは今までどんな苦労をなさいましたか」と聞きました。スポーツや新聞配達や家の手伝いなどなど自慢話のように話して下さいました。入社して苦労なことがあっても苦にならなかったのではないかと思いました。殆どの方が役員になって下さいました。昔の先輩や諺に「若い時の苦労は買ってでもせよ」これは真理だったようにあります。今回のホームページへの掲載はこれにて終わらせて頂きます。ありがとうございました。


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