令和3年9月14日
公益財団法人 壽崎育英財団の奨学生の皆様へ
理事長   寿崎 肇
 

今テレビはパラリンピックを100%見せて下さる。目が見えない選手が添えた方に支えられて1000メートルを走る。片手のない人(選手)片手の競泳。両手のない選手が背泳ぎ。見学しながら私はどこも悪い処なく身体健全。人様の喜ぶこと何をやっとるか。95才は関係ない。死ぬまで奉仕だぞ。日本でオリンピックに続きパラリンピックが行われ、世界から不具者が集まり陸上競技。プールでの競技。世界中が楽しんでいます。楽しませて頂いています。パラリンピックは人間の教訓を示しています。自分を振り返って五体満足。今日まで元気を頂いています。只々感謝。ありがとう何百回。


最初の方は、子どもさん大好きな方の報告。子供たちとともに学び続ける人間へ。知的好奇心を共有したい。では、

○立秋の候、暑さはまだまだ続いておりますが、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、この度は貴財団の奨学生に採用いただき誠にありがとうございます。なお持病の潰瘍性大腸炎の検査入院(現在寛解状態)などが重なり、御礼を申し上げる時期が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。私は去る3月に熊本県立大学総合管理学部を卒業し4月より熊本県立大学アドミニストレーション研究科に進学をいたしました。この進学と同時に、母校である熊本市立東野中学校にて非常勤講師(社会科)として勤務することになりました。将来は熊本市の教諭として子供とともに学び続ける人間として知的好奇心を共有していきたいと考えております。私は学部に引き続き、大学院においても知能情報学研究室(飯村研究室)に所属し、中でもICTを活用した教育(教育工学)を専攻しております。ここでは熊本市における教育ICTの推進をめざし「教育情報化の推進に関する連携協定」に基づき熊本市の教育の一端を担って、研究活動に励んでおります。中でも「ICT活用モデルカリキュラム」の開発や児童生徒や教員に向けた各種研修の実施。プログラミング教育の普及、促進のための活動等に取り組んでおります。具体的には、熊本市の教職員研修の講師を務めるほか、小学校への出張授業、プログラミング体験イベントの運営を行っております。また非常勤講師としては、中学2年生の社会科の授業を担当しております。前述に関連しますが、熊本市の子供や教職員には1人1台のタブレットが配備され、創造的な学びが可能になっております。私自身も研究活動においての知見や経験を授業実践に活かしております。従来の学習形態にICT環境を取り入れることで子供の学びの可能性や選択肢広げる授業を念頭に日々楽しんで子供と学ぶことができております。担当する生徒から「古嶋先生の授業は楽しいから、もっと学習に取り組んでみたい」「社会科が好きになった」などの声が聞けたときの喜びはひとしおです。先日は不登校の生徒が「古嶋先生の授業だけはうける」といい、授業に参加してくれました。提出物も出すような子供の成長もですが、私自身もより学び続けなければならないと痛感しました。このように大学院に進学した理由は、理由に基づく教育を子供と共に学びたいこと、私自身の知的好奇心を満たしていただきたいと考えたからです。とは申し上げますが、非常勤講師としての給与は僅かであること、私の家庭が非課税世帯であることでは大学院に進学し研究活動を継続することは厳しい状況でした。しかし、貴財団の奨学金制度があることを知り応募いたしました。さらに貴財団の奨学生に採用いただき、本奨学金の給付があったことで経済的な不安なく学業へ専念することができております。両親も給付の知らせを聞きとても安心して見守ってくれています。修了後社会人としての新たな人生の一歩を踏み出すにあたってはこうして私を支えて下さった皆様へのご恩と感謝を忘れず本奨学金を受けた者として恥ずかしくないよう、より一層精進して参りたいと思います。また教師として関わった子供たちにも「経済状況だけで進学などの決断を諦めて欲しくない」「寿崎育英財団には奨学金制度があり応募してみないか」と伝えて参ります。個人的には熊本市教員採用選考試験の一次試験に合格し、二次試験に向け、万全な対策を行っている最中です。今年度最終合格して場合は「在学者及び進学者に対する採用候補者名簿登載期間の延長」いわゆる採用猶予の制度を利用したいと考えております。また併せて研究活動の様子を添付しておりますので、ご覧いただければ幸いです。貴財団におかれましては、益々の発展をお祈りし、略儀ながら御礼の辞とさせていただきます。

別紙には五福小学校の子供達と一緒にプログラミングを学んだ写真集A4版6枚に収められていました。子供と共に学び続ける人間を目指すことは、古嶋先生の授業は楽しいとか教えた社会科が好きになったとか。私も小学校の代用教員を1年間、4年生受持ちでした。冬のグラウンドは霜柱を私は素足。生徒は先生が素足なら俺も私もと素足。毎日でした。父母会でしかられました。子ども達にとっては一生の思い出話になったようです。ありがとうございました。


次の方の報告は4月から7月まで月別に報告をして下さいます。月別についての説明はA4で21枚あります。誠に丁寧な報告です。大学にこのようなパターンがあるのかなと思います。読ませて頂き私の勉強です。では、

○初めまして、日本文理大学・工学部・情報メディア学科・福島研究室4年のものです。昨年度の奨学生である先輩よりご紹介を頂き貴財団へご応募させて頂きました。この度はご採用頂きまして誠にありがとうございます。何卒よろしくお願いいたします。貴財団へ提出させて頂いた自分の思いや夢を実現できるよう励んでまいります。早速ですが、4月から7月までの報告をさせていただきます。
4月分@2021年度入学式の配信のお手伝い。令和3年度/2021年度入学式が4月3日に挙行され、その模様をインターネット配信することを担当させて頂きました。新型コロナウィルスの影響もあり新入生と一部教員以外は入ることができない状況で実施され配信はYou Tubeにて行いました。新入生や保護者の方にとっては1度きりの経験なので失敗することができません。そのため隅々まで失敗やトラブルの可能性を予測し、準備を行うことの重要さを学びました。結果計500名の視聴者の方に見ていただくことができ、無事に映像を送り届けることができたことを嬉しく思っています。A勉強会の開催。新年度に入って4月より勉強会を企画し開催しました。いくつかの勉強会がある中で自分は「書き方勉強会」と「知覚特性勉強会」を主催しました。書き方勉強会は、主に「文章を書ける」を目指す勉強会となります。その中で、貴財団の奨学金を通し、文章の書き方について学ばせて頂きました。さらにテーマが「私の夢」であったため、自分を見つめ直す機会となり自分の「やりたいこと」に対する努力の方向性を理解することができました。次に知覚特性勉強会では、人間はある刺激を与えられるとそれに対する印象が生まれる事をはじめとし、人間がコミュニティーを形成する仕方など人間の知覚、認知について学んでいます。勉強会を通して、学ぶ、理解する、の練習を行っていこうと考えております。
5月分@卒業研究テーマの設定。4年生では卒業研究があります。そのテーマとして「音響刺激を用いた音響物量と音響心理量の対応調査」を設定しました。その内容は、人はどんな刺激を受け取った時に、どんな印象を抱くのか刺激(物理量)と印象(心理量)との対応関係を明らかにしようというものです。そのために「心理学的測定法」という人のこころを測る計測手法を学んでおり、それは4月から開催している知覚特性勉強会と関連する内容です。自分はエンタテイメント分野を志望し、職種はプロデューサーを目指しています。イベント空間を工学的アプローチでプロデュースする手段の一つになればと考えています。A正しく理解す、ことへの理解。卒業研究テーマに取り組み始め、壁に当たったところが、いくつかありました。その1つが文章の読み時と内容を理解することです。自分は当初「わからない」ところを読み飛ばし理解できていないまま作業を進めることをしていました。そのため卒業研究が計画通りに進まず右往左往していました。そこで指導教員である福島教授より正しく理解することは1つ1つ丁寧に進めることだと教わりました。それを少しずつ実践する中で「わからない」をうやむやにせず解消してから進めることが「正しい理解」へと繋がるのだとわかりました。今現在も「正しく理解する」を意識しながら、文章を読み進める練習をしています。
6月分@大学紀要作成。4月からの勉強会の総まとめとして、大学紀要作成に取り組みました。タイトルは「2つの信号系列の関係を調べる」であり、2つの事象についての分析の基本となります。その中には分散分析と相関分析があり、特に分散分析が卒研として取り組んでいる「心理学的測定法」へ繋がることを書かせて頂きました。大学紀要を書かせて頂く中で、勉強会を実施した内容をまとめる事、技術文書として社内や学内へ展開する一連の流れを体験することができました。Aオープンキャンパスお手伝い。6月17日に日本文理大学のオープンキャンパスが開催されました。自分が在籍する情報メディア学科、情報工学コースの紹介には数名の高校生が来て下さり、大学の講義から操業研究、入社してからの業績の内容を関連付けて紹介しました。自分は、大学の講義や勉強会の内容が卒業研究として繋がっていることを紹介し「志望分野を定めることで勉強する意味を見出すことができた」と話しました。高校生も真剣な表情で聞いてくださりました。
7月分@NBU主催2021ものづくりコンテスト申講会へ参加。日本文理大学は毎年学生の課外活動を支援するためNBUものづくりコンテストチャレンジを実施しています。そこで福島研究室のメンバーが昨年度の報告ならびに本年度の申請を致しました。自分は本年度の申請(フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ)を担当させて頂きました。ロボメカ・デザインコンペとは日本機械学会ロボティクス・メカトロ二クス部門が主催する九州地区競技会です。そこで協議会の意義や目標について説明しました。この協議会は将来伸ばすべき技術を提案するもので、技術面とデザイン面をバランスよく評価されます。今回のものづくりコンテストでは何を伝えることが審査員から見て「意義がある」と感じてもらえるかに焦点を置き、資料を作成及び発表しました。その結果、満額の20万円中(1万円の助成金を獲得することが出来、達成感と嬉しさを覚えました。頂いた資金を糧に12月に開催されるコンペティションへ臨みます。A卒業研究の中間発表資料作成。卒業研究の成果発表では、1)中間発表 2)第一部 3)第二部。と大きく3つあります。
8月の頭に中間発表が控えており、その資料の作成や発表の練習に取り組んでおります。資料として4月からの成果をまとめることで客観的に自分の技量を見ることができ、卒業研究テーマについて再認識する機会ともなっています。また発表時間が5分以内と短い時間内でこなさなければならないので、発表練習にも熱が入っており、実際に発表した様子を来月の報告にてお伝えさせて頂きたいと思っております。

以上4月から7月まで詳しくご報告を頂きました。寿崎育英財団の奨学生からの近況報告を頂く立場の者として極めてレベルの高い近況報告です。奨学生の方の報告はもっと優しくても大丈夫です。昔私東京の麻布税務署に努めていました。母危篤で呼び返されました。この時の税務署の文書を思い出します。官庁の文書にもひけをとらないこの奨学生の方の近況報告です。有難い、もったいないといったものでした。これで7月の近況報告を終わります。1ヶ月で5回ものホームページ初めてです。皆様の熱心な近況報告のお陰です。ありがとうございました。




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