平成31年5月13日
公益財団法人 壽崎育英財団の奨学生の皆様へ
理事長   寿崎 肇
 

桜の満開も峠を越しました。雨や風が少なかった為か満開の桜の木の下の方から葉がプラスされはじめております。奨学生の皆様お変わりございませんでしょうか。
卒業なさる方の近況報告を読ませて頂きますと、ご本人は卒業後の職業の心くばりとか4年間を振り返ってのお話です。ありがとうございます。4年間学業にアルバイトのボランティアに、など若い元気の溢れる文面です。4年間朝早くから夜遅くまで勉強だけならまだしも親の支出を少しでも減らそうとアルバイト。若い時間の余裕があればボランティア活動に参加。などなど考えながら読ませて頂くうちに、涙がポロリと落ちる。今の学生さんは凄い方たちばかり。私の場合父親を亡くし授業料が払えず除籍処分で学校に行けなくなった身でした。読ませて頂きながらよく頑張ったねと思い年寄りで涙腺が緩んだためかすぐ涙が出ます。頑張っておられる奨学生の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

最初の方は度々ホームページに載せて頂きますが、音楽で聴衆の皆様が大変喜んで頂く公演を入学1年の時より慰問演奏会を九州各地で40回以上。いよいよ卒業なさいます。では、

○3月も終わり新年度を迎える時期になりました。大学生活また大学生活。最初の3月はとても充実していて、私自身とても幸せな気持ちでいっぱいでした。3月13日(水)平成音楽大学サテライトステージにて「卒業演奏会」が開催されました。この演奏会は卒業試験において特に優秀な演奏を披露した学生を選抜し、卒業演奏会において演奏を披露するという大変名誉なる機会です。私も出演の機会を頂き演奏を披露することができました。今回私はフルート独演と作曲専攻の同級生の作品をフルートで演奏という2回出演の機会を頂きました。まずはフルート独奏、Jイベールの「戯れ(ソナチネ)」という楽曲を演奏しました。イベールの世界観をしっかりと出す為、音色やテンポの緩急をしっかりつけ表情豊かに演奏することができました。会場全体にフルートを響かせることができ、私自身演奏していて、とても幸せになれました。次に作曲専攻の同級生の作品「人形のラプソディー」を演奏しました。同級生の作曲した作品を演奏できるという機会はなかなかありません。すごく貴重な機会を頂いたなと思い楽しみな反面、しっかり作曲者の思いを汲み取り演奏しなければならないという使命感を持たせされました。何度も練習を重ね、お互い色々なアイデアを出し合いながら作品をよりよいものに仕上げていきました。そして本番、良い緊張感の中で「人形のラプソディー」を演奏することができ、演奏終了後は「ブラボー」の歓声を聴衆の方々から頂くことができました。聴衆の方の心に響く演奏ができたこと、すごく嬉しかったです。苦労して長い時間練習した分だけ結果はすごいものが得られる。「努力は人を裏切らない」という言葉を改めて実感した瞬間でした。平成音楽大学学生として有終の美を飾ることができ本当に良かったです。すごく幸せでした。3月29日(金)荒尾市の特別養護老人ホーム梨園にて大学生活最後の「フルート慰問演奏会」を開催させて頂きました。大学1年生の5月からこの慰問演奏会を開催し、約4年の月日を迎えました。これまで40公演以上の慰問演奏会を熊本県内または九州各地の病院、老人ホームにて開催してきました。音楽を通してコミュニケーションを取ることができ、また演奏終了後には沢山の方々の笑顔と温かいお言葉の数々を頂けたこと、すごく嬉しかったです。最後の「フルート慰問演奏会」は荒尾市の梨園で開催することに決めました。梨園は慰問演奏会をスタートした1番目の施設です。萩内施設長をはじめ、職員の皆様、利用者に支えられて慰問演奏会をスタートすることができました。これまでの感謝の気持ちを込め1曲1曲大切に演奏させて頂きました。1曲演奏する度に沢山の拍手と歓声があがりとても嬉しく幸せでした。演奏会終了後は更に大きな拍手と「頑張れ!」「ありがとう!」などの沢山の声援を頂くことができました。最後のフルート慰問演奏会は悔いなく終えることができ、この4年間は音楽に包まれて、また沢山の方々と音楽を共有でき最高の時間でした。私がフルート慰問演奏会で掲げた目標「音楽のキャッチボール」「心に響く演奏」は十分達成できたと思います。これを励みに社会に出てもしっかり自分の意思を貫き前を向いて頑張ります。今回のフルート慰問演奏会の模様が熊本日日新聞で4月上旬掲載されます。(平成31年4月6日(土)朝刊に掲載されております)壽崎育英財団奨学生として今年度も採用して頂き本当にありがとうございました。理事長の温かいご支援のおかげで無事大学を卒業することができました。「諦めず何事でもチャレンジすること」という理事長のお言葉を胸に今日まで頑張ってこられました。4月からは荒尾市立荒尾第3中学校にて音楽の臨時採用として働きます。理事長から頂いた恩恵をこれからは私が生徒たちに音楽を通して届けていく番であると思います。どんな困難な壁にぶつかっても諦めず前を向いて全力でチャレンジしていきます。

とおっしゃっておられます。
毎月頂いた近況報告を読ませて頂く度にこの方は凄い方、凄いことのできる方といつも思ったものでした。松尾さんにひと言申し上げたい言葉は「大法螺を吹きなさい」誰が聞いても今の年で出来る筈がないという夢。私の歴史は私23才の時、母と妻と私で化粧品店を田舎で始め40年たって社員数が1万5千人の寿屋ができておりました。大法螺を吹き続けたお蔭でした。私も人間、あなたも人間、人間できたことは人間で出来る、とお手本は松下幸之助様と本田宗一郎様でした。奨学生として松下様が壽崎育英財団に居られたことを私は誇りに思います。ありがとうございました。相談に来たら次は日本一だな。


次の方は保育実習の経験で母親の立場に立ち育てていく体験の報告です。では、

○今月は待ちに待った12日間の保育実習がありました。この実習について学んだことなどを報告したいと思います。私は自然の中で自由に遊ぶ保育を行っている園に行きました。その園庭には砂場の砂や山になった赤土など”土”があり地下から湧いている水で川が作られており、木登りのできる大きな木がありました。園児たちは泥まみれになり、ずぶ濡れになりながら裸足で川を歩き、木に登り高いところの景色を見たり、風を感じたりなど「見て、聞いて、感じて、匂って、食べて」みたりと五感を使って伸び伸びと遊んでいました。私は毎日子ども達の新たな気づきに共感することがとても楽しく、子ども達の世界に触れる一瞬一瞬を心に刻んでいきました。私自身も葉っぱの味ってどんな味なんだろうと好奇心から子ども達が作ってくれた葉っぱ汁を飲んでみたり、雨の後の土を踏んでべちゃべちゃんいなったりと一緒に感じて。これはどんな感じがするのか。どんな言葉で表現したらいいのか、一緒に考えました。また子ども達に私からどんな風に感じたのか尋ねて、返ってきた言葉を聞くのがとても面白くて楽しかったです。このように楽しいことがあった反面、泥まみれの洋服を洗ったり、部屋やトイレ掃除、イベントの準備などの裏側の大変な仕事もたくさん経験しました。しかしこれは子ども達が伸び伸びと遊ぶためには必要不可欠なことで見えないところでの支えとなる仕事もあるのが保育者なのだと実感しました。多くの経験をさせて頂く中で、より子どもが好きになり「保育者になりたい」という思いが一層強くなりました。この経験を生かして、また次の施設実習に挑みたいと思っております。

とおっしゃっておられます。
立派な方です。働くお母さんの代わりを十分出来る方です。頑張って下さい。ありがとうございました。


次の方は一所懸命走ってきたお蔭で「貸与額免除」に選ばれたお話です。では、

○今年度最後の報告をさせて頂きます。私は大学院博士後期課程の3年生です。博士後期課程の規定年数は3年間なので、今年度で3年間が終了します。ほとんどの院生は3年間を終えてさらに延長して博士論文完成を目指します。(論文が完成して受理されれば卒業となります。多くの院生が5~6年を費やして論文執筆します)博士後期課程の学費や論文のための調査費用には日本学生支援機構の奨学金も利用して学生生活を支えます。終了時には「貸与額免除」という制度があり大学院から「特に優れた学生」に選出されると機構に推薦してもらえます。貸与額が一部免除になるので学生にとってはビックタイトルです。しかし大学院から1名枠と狭き門なので、このタイトル獲得も1つの目標として精進して参り、この面接が今月上旬にありました。面接の他に評価の対象とされることは学業業績、大学において研究文は教育に係わる補助業務、ボランティアや地域貢献活動です。この3年間で力を入れてきたことはボランティア活動です。特に熊本地震時に、地域のゴミステーションが無法地帯となり、大型ゴミ、われもの、電化製品がどんどん捨てられゴミ置き場から溢れ、ゴミ収集の方の作業に支障が出る程でした。ゴミ収集業者と地域住民のストレスがぶっつかり合いもみられ、地域住民の行動が暴徒化しようとしてました。私はどうにか地域住民の鎮静と安全を守るために片づけをする行動を取りました。少しづつですが片づけする人が増えてきて大きなトラブルに発展することはありませんでした。他に高齢者家庭に近くの小学校の湧き水を汲み配布しました。地震の後に高齢者の方々から私に「民生委員になってほしい」との声を頂き地域に少し貢献できたかなと自負しております。他には不登校の中学生、高校生の学習支援をしているセンターの傾聴ボランティアや、緩和ケア医療の病棟を訪ね患者さんのお話相手をしてまいりました。学内ではティーチングアシスタントという授業のお手伝いを障害を持つ先生の下でしました。学部生の授業は200名の生徒の前で先生と私で教壇に上がり文字通り先生のアシスタントとして授業を進めていきます。一部生、二部生の授業45コマの活動でした。他に韓国からの留学生の学習補助と相談相手をし。学内以外では県立高校での特別支援教育支援員として県の非常勤職として役割を担ってきました。以上諸々の活動も評価され今年度の「特に優れた業績による返還免除」の候補者に選出させて頂きました。この3年間は目一杯走ってきたように感じます。「一所懸命」という言葉がありますが、まさにその言葉があてはまります。ここまで打ち込めてきたのも一重に壽崎育英財団から返還不要の奨学金を送金して頂いてきたことが、どれだけ支えになったかわかりません。この3年間ほぼ全力が出し切れたことの満足が喜びに変わっております。ご指導頂き、毎月の奨学金を頂き、たくさんの愛情を頂きました。心より御礼申し上げます。論文執筆という大仕事は残っていますが、博士後期課程3年間を無事に終えることができて一区切りとなりました。

とおっしゃっておられます。
大学生活でこれ程のことが出来たお話唯々感激で写させて頂きました。「貸与額免除」は当然だろうと思いました。ありがとうございました。



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