平成23年9月5日
(財)寿崎育英財団奨学生への理事長の近況報告
理事長   寿崎 肇

6月29日(水)鹿児島寿崎育英財団の交付式を最後に来年1月まで奨学生の皆様とはしばしのお別れとなりました。 
 7月1日は例年のように日本のロータリーでのガバナー経験者やガバナー及びガバナー・エレクト500名程が東京に集まりました。ロータリー年度は7月1日からの1年間です。この度の東日本大震災に対し「ロータリーらしい奉仕」とは、どうあるべきか、を昨日までのガバナーの方々のガバナー会で決めたことに対する報告がありました。2つあります。1つは両親か片親を亡くした小学校以下の子供から高校大学を卒業して就職まで奨学金を差上げること、と、もう1つは「5 For 1」つまり非被災5つのロータリークラブで被災した1つのロータリークラブの支援を続けよう。と言うものです。昨日までガバナーエレクトの方々が7月1日からガバナーになられお一人お一人の決意表明ともとれる新ガバナーのお話をお伺いすることが出来ました。

7月2日は商業界沖縄同友会と九州連合同友会が合併する雲ゆきになりましたので九州連合同友会の会長として責任上沖縄同友会の方々にお会いし、真意を伺う為沖縄に参りました。そして商業界沖縄同友会の例会に出席させて頂きました。
商業界の基本理念は「店はお客様のためにある」「店員と共に店は栄える」そして「損得より先に善悪を考えよう」と言う商人の網領とも言える「商売十訓」などを沖縄同友会の方々は実行しておられました。九州の吾々より、お客様の満足についてのお話は上だと思いました。社員も感動し、お客様にも感動を与える商人はいかにあるべきかのお話は私にとって大変勉強になり、沖縄同友会は素晴らしい商業界同友会であることがわかりました。今年の商業界九州沖縄ゼミナールは大分で9月13日14日行われます。来年は沖縄が当番県として行われます。

7月7日宮崎で旧寿屋OB会があり、宮崎県内の寿屋に勤めた経験の方々500名がシーガイヤ国際会議場で行われました。私が旧寿屋の社長を辞めて24年、寿屋が倒産して10年になりますので、顔と名前のあわない人がたくさん居ました。私は招待された者ですから500名のお礼状は大変でした。8月に胃癌の手術を日赤病院で行い入院の時にお礼状は全部出せました。 

 7月10は「加藤清正公と本妙寺の文化遺産を守る会」の総会が行われました。宝物館の中が高温多湿で文化遺産の傷むことへの対策や寺務所に対してのご指導のお話などなど建設的なお話がたくさん出ました。私自身本妙寺総代として、ご意見を実行し、来年の総会に報告をしたいと思いました。 
 7月28日台湾での葬儀に参列いたしました。熊本南ロータリークラブと台北大同扶輪社(ロータリークラブ)とが姉妹提携をする際にお世話になった方で呉友仁様があります。この方は旧寿屋への台湾からの商品の輸出会社寿屋貿易の社長をしておられた方です。この方の奥様が亡くなられたので葬儀に参列し、翌日が台北大同扶輪社の例会日でしたので熊本南ロータリー堀川会長からお預かりした「台湾に対する東日本大震災のお礼」を申上げると同時に熊本県立大津高校生の台湾への修学旅行で一部ホームスティをして頂くことへのお礼を申上げ帰国いたしました。台湾からの東日本大震災に対する義援金は150億円位の時米国の人口の10%の台湾からがトップだったお話。私の若い頃 日本人の良さを知ろうと思えば台湾の方に聞け、昔の日本のよさを今の台湾の方々はお持ちなのです。
 
8月に入ってすぐ熊本県立大津高校の教頭先生と引率の先生が台湾の提携の高校中学(日本の高校)やホームスティをお願いした台北大同扶輪社との打ち合わせなど旅行会社の方と下見にお出でなったのに同行いたしました月始めと台北大同扶輪社の例会日に2週間続けて出席して参りました。

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