平成23年8月23日
(財)寿崎育英財団奨学生の皆様へ
理事長   寿崎 肇
 奨学生の皆様の7月分の近況報告を読まして頂き、夢と希望をふくらませておられるお姿や、ご自身を反省して決意新た出発する決意表明のような、お手紙など頂きました。
私の勉強させて頂いたことなど、ほんの一部ですが載せさせて頂きます。

最初の方のお話です
○私は今、ソウル大学との交換留学生としてソウルから勉強に来ている学生の世話をしています。コミユニケーションをとるにあたって、英語、日本語、韓国語、を駆使しています。もともと韓国語に興味があり、ほんの少しだけ話せるため、相手に自分の言葉が伝わったときは、とても嬉しく感じます。
 また自国の文化について語り合い刺激を受けると共に、よい勉強になります。この国際交流では英語の大切さ、と、間違いを恐れない気持ちの大切さを学びました。

立派ですね。諺に「失敗は成功のもと」があります。このお気持ちはきっと大成なさるお気持ちだと思いました。

次の方
○私は私立の高等学校へ教育実習をしに行って参りました。もちろん私の専門である英語の授業を45分間自分の考えたプランでやりました。会話はすべて英語です。大学の友人の前で話をするのとは、とても難しく感じました。しかし経験したことで、より一層のやる気が出て来ました。私の夢は英語の教師になることです。もう1つは絵本の翻訳家になることです。アメリカ留学中、子供の絵本に出会いました。このアメリカの本を日本の子供たちに読ましてあげられたら良いな、と思いました。先日の交付式で素晴らしい先生方が私と同じ年齢の頃を考えました。人間とは思えない程優れたお考えをもっておられ、とても尊敬いたしました。

英語の出来る人はいろいろのお仕事が出来るお話は羨ましく思いました。立派ですね。

次の方のお手紙
○先日の交付式の時先生方のお話や他大学の先輩方の志の高い素晴らしいお話。
ちがう夢をもつ奨学生の思いを聞くことが出来て、とても刺激になりました。先生のお話の中で「夢をあきらめたら失敗」と言う言葉は深く私の胸に刺さりました。毎日毎日勉強にあけくれる日々の中で、ふとつまづいてしまうと、心がボキッと折れてしまいそうになります。そんな時に、この先生の言葉を思い出し自分を戒め夢を叶えるその時まで前進を続けたいと思います。

交付式の先生方のお話を受け止め成功するまで続けると言う人生は素晴らしい一生を約束してくれるものと思いました。

次の方も交付式のお話からです。
○交付式の時の先生の話の中にありました「思いやりの心」について自分なりに考えてみました。思いやりの心を持てるように、今の自分に出来ることは相手に関心をもつことから始めようという答えが出ました。私はいつも友達と話していても、自分が気になる点があったら、すぐ割り込んで話してしまっていました。今は恥ずかしながら、友達の話をジックリ聞くことに新鮮さを感じています。これまでの自分がいかに自己中心的であったか、に気付かされました。まだまだ出発点ですが、思いやりのある行動が無意識にとれるようになりたいです。
近い内に福岡の実家に帰りますが、両親に対してあらたまって感謝の気持ちを伝えることは照れくさいです。しかし収入が安定しない中で実家から離れた大学に通わせてくれるのは大変なことだと思うし、今度こそ本当に感謝しているので率直な気持ちを伝えて来たいと思います。

この方に代表されるように親孝行の奨学生が寿崎育英財団の奨学生全員と言って良いほど素晴らしい方々です。私自身が皆様の年頃には皆さんのような親孝行者ではなかったような気がします。 ありがとうございました。

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